令和6年5月28日(火)10:30~ 講堂で アジア映画「トゥルー・ヌーン」を鑑賞しました。
福岡教育委員会 総合図書館 文学・映像課 映像係
係長 三浦 隆さんに来ていただき上映の前後にお話ししていただきました。
~あらすじ~
日常的に行き来していた村と村の間にソ連崩壊後 突然有刺鉄線の国境線が引かれ地雷まで埋設される。
結婚間近の恋人と国境線で離ればなれに。 |
それでも村人は 鉄条網越しに物のやり取りしたり・・・。そんな状況を憂慮され国境沿いには、地雷が埋められてしまう。
駐在のロシア人の気象観測士は、結婚式直前の2人の為に尽力するが・・理解し合う事と分断の理不尽、悲劇がとても切なく感じました。
彼が待つ村まで歩いて・・・ |
そして 彼女の為に 地雷探知機を自作して国境を越え、地雷があるところに赤い旗を立てて、その横を注意しながら歩いていきます。
しかし、もう大丈夫と思った時 キリルの動きが止まった。地雷に足をかけてしまったのです。彼は、みなを通した後、先に行ってくれと話すが 次の瞬間、乾いた爆音がとどろいた。
タイトルの「トゥルー・ヌーン」とは太陽が真南に来るとき。偶然にもトゥルー・ヌーンは結婚式当日だった。
村のみんなは仲が良くて、雰囲気はとてもほのぼのとしていただけに それが正に事態の重さを感じた。目に見える線で区切られる国、島国の私たちにはイメージしにくいですね。