令和6年6月30日(日)10:00 西町集会所において「人権学習」が行われました。
ビデオ学習で、題名は
講師は 生涯学習推進課 人権教育推進員 齋藤 利近さん
対象は、西町住民で組長、人権尊重推進委員です。
ビデオの内容は、主人公が、友人の発達障がいや 部下がヤングケアラーであることに気づかず相手にとっては不快な言葉(自分では、気遣っての言葉と思っているが)を言ってしまう。また、人工肛門を造設している女子高生と知り合い健常者から可哀そうと言われたことを悔しそうに話す姿を見て自分の考えの間違いに気づきます。主人公も幼い頃、同じような体験(介護)をしており、簡単に打ち明けたり相談することができなかったことを思い出し、自分も変わろうとします。
一見しただけでは障がいとわかりにくく、ともすれば親や本人の努力不足と誤解されやすい障がいを発達障がいといいます。
また、大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている青少年のことをヤングケアラーと呼びます。そして人工肛門や人工膀胱を造設している人とその人の為の設備があることを表すマークをオストメイトマークといいます。(その他にもクローン病やヘルプマークについて学びました。)
そして 健常者が、どうすれば寄り添えるか模索していく様子を描いています。
ビデオを見ながら・・・よくあることだけれど こんな時自分ならどんな言葉をかけてやれるだろうか、本人が困らないように落ち着ける環境で具体的な言葉で視覚的にわかる伝え方(とても難しいですが)を実践できたら。
あまり、深く考えると余計に相手に不快を与えるかもしれないので、まずはしっかり向き合い、聞いてみようと思います。