令和3年11月21日(日)10:00 福岡市立内野集会所において 西町人権学習が行われました。
講師は 早良区生涯学習推進課 齋藤利近さん
ビデオ学習DVD「知りたいあなたのこと」を視聴し その後障がい者差別の法律について
お話しされました。
初めに、外見からわからなくても配慮を必要としている人が、周囲の人にそのことを知らせるマークや標識についてお話しされました。
ヘルプマーク、ヘルプカード(障がいのある方、認知症のある方、難病の方、妊娠している方など、周囲の方の配慮が必要な方)や、その他障がい者への配慮を必要としていることを知らせる身体障害者標識、聴覚障害者標識、耳マーク、オストメイトマーク、ハートプラスマークについて、それぞれどのような配慮が必要か学びました。
次にDVD視聴。
ビデオに出てくる方は、見た目では障がいがあるように見えないのだけれど、実は様々な障がいを抱え周りに理解してもらえないつらさ、周りにどのようにしてもらいたいなどをお話しされ、又その障がいについて講師より詳しくお話しいただきました。
次に障がい者の差別のために作られた法律についてお話しを聞きました。障害者差別解消法、福岡市障がい者差別解消条例です。
地下鉄やバスなどの公共の場所にもマークがあったり、ヘルプマークをお持ちの方を見かけた時は、「何かお困りであれば、お手伝いしましょうか」と声かけたいと思いました。
マークによって願いに気づき、法律によって願いを知ること。
最後に、障がいのある人の不便さは、本人に原因があるのではなく、社会の構造側にあるという考え方(障がいの社会モデル)に基づき、その社会的障壁を取り除いて障がいを解消することが社会の責務である。それが配慮となり、尊重し合い、思いやり、支え合うことにつながる。
とても感慨深いものを感じた学習でした。