令和4年8月9日(火)10:00早良公民館講堂に於いて「シルバー教室」が行われました。
テーマ:歌って笑って「老い払い」 内容:高齢社会漫談とピアノ弾き語り
講師:元 西日本新聞論説委員長 中川茂さん
・超高齢者社会の現状、実態
平均寿命は
1960年は 女性70.2歳 男性65.3歳だったのが 2021年には、女性87.7歳、男性81.6歳で世界でトップに。
長寿の要因は①医療技術高度化 ②国民皆保険制度 ③バランスの良い食事
健康寿命は
2016年、女性74.8歳 男性72.1歳 平均寿命と大きな差。差を縮める鍵は介護予防の普及、徹底
高齢化率は
日本の100歳超人口、1963年は153人、2021年は、8.6万人😨
そのほか 超高齢社会の課題として医学の進歩によって長寿となったが要支援・要介護の人口は毎年増加し介護保険料も高額となってきている。しかし介護職員が不足し、果たして外国人労働者で補えるかなどの課題山積み。
楽しく生き抜き、生き生き老後の秘訣は・・・
社会参加を。「社会とつながる」「地域とつながる」
高齢者の就業率が高い地域ほど、医療費が安く平均寿命が長い傾向にあることを認識して年齢など関係なく、とにかく自宅にこもらず社会参加を!
などなど、実際の経験や体験もふまえ、お話しいただきました。ユーモアたっぷりのおはなしとピアノの弾き語りで皆さん一緒に口ずさんだり、とても熱心に聞かれていました。(年齢は関係ないと言われた講師は、ピアノは62歳から始められたそうです)