2016年5月11日水曜日

講演会

5月8日(日)、平和でこその人権」を演題として被爆実相証言を、福岡市原爆被害者の会顧問の三根 繁さんに語っていただきました。





“長崎での被爆体験のお話”“その後の被爆者への偏見”“ふたたび被爆者を作らないためには”といった内容でした。

なかなか被爆体験者の方のお話を聞く機会もないからでしょうか!
高齢者の方ばかりでなく、40歳代からの幅広い年齢層に参加して頂けた事は良かったことだと感じました。

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【詳細な資料で分かりやすものでした】
 

 


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【当時、出征時に三根さんのお兄さんに持たせた国旗です】

下の写真には天皇の為に最善を尽くせ!という内容の字が書かれています。





幾つかの感想を書きたいと思いますが、今回はお一人の方が割合、長文で書かれてあった事が印象的でした。

・外地で戦争を体験(当時12歳)し、空襲、艦上機にようる機銃掃射を体験しました。全くの無差別、惨劇が行われ、その非道に怒りを覚えましたが、後に原爆の事を知り、その規模の大きさに愕然と致しました。いずれにせよ、戦争は絶対にダメです。争いの中では何も生まれません。

・近代史・現代史、こんなに詳しく聞いたのは初めてです。人の意見に合わせるのでなく、自分で考えて意思表示する、これを教訓として平和の大切さを改めて思い知らされました。

・当時の状況が体験者によって、具体的に語られよりよく知り得ました。“国が人権を収奪する”との言葉が聞かれましたが、戦争を起こすのは“人間”ですから戦争は絶対に起こしてはならない。
学習できたいい機会でした。

などなどたくさんの感想を頂きました。皆さんの関心さをとても感じました。