令和4年10月25日(火)13:30~15:00早良公民館学習室において
生活習慣病予防と免疫力アップ~「腸内環境と健康」~
区の主催講座を公民館でオンラインにて22名の方が参加しました。
腸内細菌とは?・・・・腸内に存在しているさまざまな細菌のこと。おおまかに分類すると
1.善玉菌
未消化物を分解して消化を助ける、ビタミンを合成する、免疫を高めるなど。
(乳酸菌やビフィズス菌が分類されている)
2.悪玉菌
体に悪い作用を及ぼす菌のこと。(病原性大腸菌やウェルシュ菌などが分類されてい る)
3.日和見菌
状況によって、善玉菌にも悪玉菌にもなる可能性がある菌
・腸内細菌の理想のバランスは→善玉菌:悪玉菌:日和見菌が2:1:7が望ましい
・では、日本人の健康と栄養状態を考えたときに腸内細菌が関連する病気を予防するための健康(栄養)補助食品とは・・・
●プロバイオテォクス (ヨーグルトなどに存在する乳酸菌や乳酸菌製剤など)
悪玉菌による腸内の腐敗を抑えたり腸内に生息する善玉菌を活性化させたりするはたらきをもっている「生きた菌」のこと
●プレバイオティクス(難消化性オリゴ糖や水溶性食物繊維など)
腸内の善玉菌のエサとなり、それらの増殖を促してくれる
●シンバイオティクス(上の二つをミックスしてより効果的に腸内環境を改善する機能を 引き出すもの)
興味深かったのは、赤ちゃんがお母さんのおなかの時にいるときは、無菌状態ですが産道を通過するときにお母さんから腸内細菌を譲り受けてくること。その後は外部から微生物を取り入れて3歳までに定着し、それ以降は取り入れた微生物が定着することがないこと。3歳までに無菌状態で過ごすと免疫力が低下するんだなぁと改めて考えさせられました。
参加された皆さんも 聞き洩らさないように真剣にお話を聞かれていました。講座の帰りに納豆を買って帰ろうとおっしゃる方も・・・。
継続が一番大事だと講師が念押して話されていたので是非、実践しようと思います。